箱を用意してそこに投影する
カメラ・オブスクラ(=暗い部屋)っていうのは、さっきのを壁じゃなくて箱の中でやるのだった。
ダンボールに穴を開けて、そこに虫眼鏡をかざしてみよう。
写りはどうかな?
なんと、景色がさっきよりぼんやりに!
黒い布をかぶってみるという、工夫
こういうものは、中を黒くしたほうがいいのだろう。そして投影面は白い紙にしてみる。さらに黒い布をかぶってみる。工夫と呼ぶのも恥ずかしい、せいいっぱいのザ・工夫である。
なんと!もはや写真画質である(いいすぎ)。しかも周辺がぼやぼやで、いい感じにおもちゃっぽくなった。
上下反転してふつうの写真ぽくするとこうです。
白い壁に映したときより色味が明らかにくっきりしてとても楽しい。
近くの公園でもういくつか写真を撮ってみた。
これにカメラをつけてみよう
思えば、いま景色がうつってるダンボールの内側。ここに光に反応するフィルムをおけば、原理的には古きよき暗幕式のカメラと同じことになるのだろう。
しかし現代にはデジカメがある。
ダンボールの背面を丸くくりぬいて、レンズを外したカメラの本体をくっつけちゃえば、暗幕式デジカメとして使えるんじゃないか?