このところ、コミュニティバスという名の安くてちっこいバスをよく見かける。
渋谷区のハチ公バス、港区のちぃバスとか、その意義はよく知らないけど、とにかくいろんな町にそういうバ スがあるのは知ってる。
で、いろんな町にあるってことは、意外とそれらを乗り継いで安く遠くまで行けちゃうんじゃないか?と思った。 でもコミュニティバス同士って接続してるのかな。
実際どうなのか、調べてみました。
(三土たつお)
地元がまさにコミュニティバスの乗り換え点だった
そんなことを思ったのは、地元の東京・駒込がまさにコミュニティバスどうしの乗り換え地点だったからです。
これは王子から駒込までやってきた、北区のコミュニティバス。少し歩くと・・、
文京区のコミュニティバスに乗り換えられる。
こういうバスは地域をくるくる回ってるだけってことが多いだろうから、こんなふうに乗り換えできるのは珍しいのかもしれない。
でももしかしたらこの先もコミュニティバスだけを乗りついですごく遠い町まで行けるかもしれない。たとえば海まで。
コミュニティバスをそんな使い方する人いないだろうなと思ったら、俄然やりたくなってきたというわけです。
東京23区のうち、16区にコミュニティバスが走っている
コミュニティバスの接続状況を調べるために、まずは、東京23区の各区が運営するコミュニティバスについて調べてみた。そしたら、ほとんどの区ですでに運行されてたので驚いた。以下はその一覧です。
ほとんどの区で、「めぐりん」「なかのん」みたいな愛称を使用するなか、きっぱり「北区コミュニティバス」と言いきる北区が好きです。
調べて、いざ出発
で、それらのバスの接続状況を路線図から調べた。と書くと簡単だけど、いまのところ各コミュニティバスの路線図が一覧されたような資料はどこにもない。
なのでひとつひとつ地図に手書きして調べたのです。
むちゃくちゃ大変だった。
さて、ではコミュニティバスはどこまで繋がっているのか?海には出られるのか?
次のページ以降、各コミュニティバスを簡単に紹介しつつ、その結果を報告します。