サイダーで、お茶を割った飲み物チャイダー。ダジャレかつ、ちょっと無茶な組み合わせ。これはなんともそそられる。是非とも飲んでみなければ。
聞くと広島県は尾道の名物のようだ。ちょうど暇だったので行ってきた。
(尾張 由晃)
尾道は楽しい
流石は広島県を代表する観光地尾道。見どころ多くて凄く楽しい。
駅を出て、一番目立つところがまず廃墟。国城の博物館、尾道城って書いていたけど陥落してた。
古い街並みが続き、狭い坂道には昔ながらの空気が流れる。そしてその屋根の上を猫がぴょんぴょん駆け回る。
後ろを向けば瀬戸内海。海とは思えない幅を挟んで島がある。そこをフェリーで行き来する。なんとフェリーは片道100円!用もないのにわたってみたらば、そこには何とも素敵な神社。
更に、橋を渡れば国内のわけぎの90%を生産している島もある。この歳になってもわけぎとウコンに反応してしまうのはなぜだろう。
本題はチャイダー
と、尾道観光について書いたが今回の記事には関係ない。関係ないとか書きながらページの半分使っちゃう。それほど楽しい尾道観光。
洒落たお店だぜ
やっとここからが本題で。意外にお洒落なチャイダー屋さん。尾道駅から徒歩10分、商店街の近くにある、小さなお店のチャイダー屋さん。
少し離れて見ていると、次から次に人が来る。物珍しそうな観光客や、なれた感じの地元の人。チャイダー屋さんはすごく人気の店のよう。
もしかしてダジャレが言いたいだけなんでは…
店内はカウンター三席。
こじんまりした店内に、カウンターが三席だけ。人と人との距離が近い、とても落ち着ける雰囲気だ。
魅力的なメニューが並ぶ。
そしてメニューに目をやると、そこに並ぶは変わった メニュー。チャイダーあるのはわかっていたが、 一番上にはまかせなチャイ。ダジャレ好きの悪ふざけ? 注文するのに不安がよぎる。
本格的な茶具も。
そうは言っても飲まねばならぬ。不安と期待、混在しながらチャイダー注文。
チャイダー、うまい
サイダーで、お茶を割ったら
はい、チャイダー。
あ、満足。もう満足。 「サイダーでお茶を割ったら はい、チャイダー」 このフレーズが書けただけで満足だ。つまりタイトルで 終わった記事と言ってもいい。タイトル以降は蛇足 だけれど記事の体裁のために続きを書こう。
目の前にチャイダーが置かれる。見た目的には泡立つお茶、 味の予想が全くつかない。クイッと一口飲んでみる。
すっきりとした飲み口で甘さ控えめ、お茶の香りが鼻を 抜ける。そして炭酸の爽やかな刺激の後にお茶の苦味が口に 広がる。おぉ、これか。これがチャイダーか。 色物とばかり思っていたが、上手くまとまった大人のサイダー、 それがチャイダー。
ただのダジャレかと思っていたが、意外に高い完成度。 なんでチャイダー出来たのか、店長さんに話を伺う。