そして３Ｄに見えるか実験

おれの３Ｄメガネが完成したので早速実験。メガネをかけてただの青い画面を見る。それで３Ｄを見てるように見えたらもうそれは３Ｄに見えるってことでいいんじゃないか。

やりたいのはこれ。大勢で口を開ける。

できたー！

見えた！３Ｄ見てる風に見えた！そして「おれの３Ｄ」のすごい点は３Ｄ用映像でなくてもなんでも３Ｄに見えることだ。

これならテレビ画面さえ要らない、外に出ることだって可能だ。ほら街行く人が３Ｄ。やってきた電車が３Ｄ。わわわ、あれも３Ｄ、これも３Ｄ、っていうかこれものすごい普通！

ちゃうもの、ちゃうやんか。あたしら生きてるんは３Ｄの世界やんか。あんた発明する発明する言うて結局何も発明してへんやんか。「うるさい！発光ダイオード買うてこい！」で酒瓶パリーン、である。

売ってなかった店でもぜひ売り出してほしい

一体、何がしたかったのだろうか

最近ビデオカメラを買い換えてこれで満足のいくフルＨＤ映像が撮れるなと思っていたところに３Ｄ報道。また時代に引き離された、と現在のテクノロジーチキンレースに多少うんざりしたのだが、追いついた。

いやー大変ですよ、私たちは。えらいですよ、私たちは。技術の進歩に引き離されるたびにまた買ったり、こうやって紙でメガネ作ったりしなければならないのだ。

３Ｄ作った人もえらいけど買ってる方もえらい！と紙と塩ビ板でできたメガネをかけた私が両者の前に出てきて拍手をするのだ。思いっきりしばかれるかもしれんな。