というわけで、記事をふりかえってみると「料理をして食べた」というだけの内容なのだが、料理が(精神的に)苦手なぼくにとっては大いなる一歩であった。
「きのうの夕食は秋刀魚ご飯とサンラータンとお手製ウィンナーだったよ。もちろん全部ぼくがつくったんだけど」
完全に料理のできる人間の発言である。
はっきり言って長かった。料理3品に3時間半はかかりすぎだと思う。それでもぼくは確かに、なにをつくるかも知らされず、レシピだけでやりきったのだ。
これからの人生、いくつもの困難がぼくを待ち受けていると思う。
でもそんなときはきっと、今日という日を想いだして、ぼくはそれを乗り越えていけるにちがいない。
そんなふうに、ぼくは思うんだよ。 |