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ロマンの木曜日
 
自分だらけのプラカード応援団


自分から自分への応援メッセージ。

スポーツの応援で、プラカードをもった集団が一斉に掲げたり動かしたり 回して色を変えたりすることで絵や文字を表現したりする応援方法がある。

常々自分もそれで応援されてみたいと思うのだが、別にスポーツ選手でもないので そういう機会はない。人を集めて無理矢理やってもらおうにも、そんなことをやってくれるのは 自分一人ぐらいなものだ。

でもいまのIT技術を使えば自分を複製するなんてことは容易い。 プラカードを持った自分を大量にコピーすれば、自分だらけのプラカード応援団を作れるのではないか。

がんばる自分を応援するために自分でがんばってみました。

小柳健次郎



自分だらけのプラカード応援団

を生み出す方法はシンプル。とにかくプラカードを掲げてる自分をたくさん撮って、 合成すればいい。


表裏で白黒のプラカードを掲げる。
プラカードと言ってますが予算の関係上、紙です。

そして大量コピー。


小柳の「小」

見た目の気持ち悪さは別として、これで自分を応援するメッセージが 流れたらとても愉快。たぶん生きる力とかは特に沸いてこないだろうけど楽しいはずだ。

 

自分が自分にがんばれと言う

このプラカード応援団を動画で再現したい。

それにはそれぞれのポジションにプラカード持った自分を配置して、 文字が変わるタイミングを合わせて白と黒を回転させ動画を人数分撮ればいいのか。

そのためにまず重要なのは表示するメッセージ。 ここで何人必要になるか変わるので出来るだけ少ないのがいい。


最初漢字でやろうとしたら10×10=100人必要と分かり即挫折。
文字数は多くなるけどカタカナにしました。5×5=25と濁点で+2の27人分。

応援メッセージは元気が出るようなのにしたいけど、あんまり長いと それだけで元気がなくなるからなるべく簡素にということでこうなりました。


ガンバレコヤナギ

もし自分がスポーツ選手で、本物の応援団にこの応援メッセージを 出されたら、悲しすぎで引退すると思う。白黒でカタカナで内容なさ過ぎの三拍子で とてもがんばれない。スポーツ選手じゃなくてよかった。


出力される自分への応援。

これを印刷して撮影の時にどの位置でプラカードを持って どう色を変えればいいかのガイドにする。

このとき自分への応援メッセージが一文字ずつ出力されてることより、 黒インクのかすれの方が気になってた自分をちょっとマズいと思った。


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