「水のない浴槽に入る」という感触が非現実を感じさせる引き金となっているようで、思いの外楽しい。あれ?これが毎日入っている風呂場だっけ?と思わずだれかに確認したくなるような奇妙な感じだ。いや、だれにも確認などできやしないのだが。ボールも数は少ないけれど、さっき入ったプールのものより、ずっとカラフルだ。
正直、楽しんでしまっている自分に当惑している。
初めて日清の「ラ王」というカップラーメンを食べた時の感想に似ていると思った。あの時も、え?こんな簡単な作り方でで本物ぽくていいの?と思ったのだ。
一人で作れる夢の世界
更に自分の部屋に置いてある自分の好きなものを入れてみた。入れたものは、おもちゃ、人形類、ルービックキューブ、バナナである。いずれも色の華やかさをある程度考慮して選択してみた。 |