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今回のレポートで行ったお店はとにかく店員さんの声が大きかった。カウンターの中で串を焼く人も、ホールで働く人も、男性スタッフも女性スタッフも。みんな声が大きい。

「お通しいっちょお願いします!」
とホールスタッフが大きな声で言うと

「お通しいっちょ了解しました!」
と更に大きな声で厨房のスタッフが答える。

活気があっていい雰囲気だったのだが、中に1人、声を枯らしてるスタッフがいた。無理して大声を出し過ぎて、喉をつぶしちゃったみたいである。

あの人がどれだけ腕の良い職人さんだったとしても、あの職場は向かないのかもしれない。

そんな風に思いました。

(text by 住 正徳







友人に「酒のつまみは塩で充分」と言って、塩をなめながら日本酒をたしなむ強者がいる。酒飲みが最終的に行き着く所は「塩」なのかもしれない。その点僕はまだまだひよっ子である。塩だけじゃお酒を飲めない。何かしらつまみがないと淋しいのだ。仕事帰りにコンビニに酔ってビールを2、3本手に取って、珍味コーナーでつまみを買う。決まって買うつまみはバタピーだ。パタピーとビール。この組合せがたまらない。

ある日、いつものようにパタピーを食べながらビールを飲んでいると、ふとある考えが浮かんだ。

語尾がピーのものはお酒と相性がいいんじゃないか?
バタピー、柿ピー。どちらもお酒に合う。ちょっと考えただけで2つも出てくるってことは、もっとあるはずだ。

コンビニに行って調べてみよう。

という訳で、まずはエーピーに向かった。


エーピーへ



エーピーでピーをゲット

敢えて説明するまでもないかもしれないが、バタピーのピーはピーナッツのピーだ。例えば「パタピーナ」でも良かったのかもしれない。しかし、どうだろう。「バタピーナ」より「バタピー」の方が断然お酒に合いそうである。ピーで終わらせるとお酒との相性が良くなるのだ。

そんなことを考えながら、エーピーをはじめ幾つかのコンビニをまわった。するとバタピーにもいくつかの種類があることが分かった。


バタピー

バターピー

こだわりのバタピー

どれもお酒との相性は約束されている。最初の「バタピ−」がおいしいのは分かってるし、2つ目の「バターピー」は「バター」と伸ばしているおかげでバターの風味が強そうだし、3つ目に至っては「こだわりの」と謳っているのだ。お酒に合わない訳がない。

柿ピーはどうだろう?


柿ピー

もちろんお酒との相性はピッタリだ。ピーナッツだけでも充分なのに、さらに柿の種がプラスされるのである。往年のハンセン・ブロディ組(80年代に活躍したプロレスラーです)くらいのパワーを感じる。

しかしこの商品を見てもらいたい。


ピー柿(写真右)

ピーを前にもって来たことにより、お酒との相性がグッと下がったように感じてしまう。ピー柿よりも柿ピー。

やはり、語尾はピーの方がお酒に合うのである。

次の商品で、その自信が確信に変わった。





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