子供のお菓子観
前ページで人生経験というキーワードが(半ばこじつけで)登場したが、それでは人生経験の少ない子供はどうだろう。
ちょうど、家に子供連れの友人達が遊びに来たので、一筆描いてもらうことにした。題材は、みんな大好き、コアラのマーチである。
参加してもらったのは3才と5才の男の子。ちなみにコアラのマーチは5才のあゆむ君の大好物だそうだ。
ロールシャッハと池の水
5分ほどかかって、二人とも自分なりのコアラのマーチを描いてくれた。大小いろんなのを描いてくれたので、いちばん原寸に近いと思うものを選んでもらう。
前ページのライター陣の図も、それぞれ個性があって面白いなー、なんて思ってみていたのだが、子供の自由さはそれをはるかに上回った。
形は違うけど、サイズはかなり近い。あゆむ君の作品
ただの心理テストなのに思わず「作品」とつけてしまった。
ちなみにあゆむ君の作品の線がところどころずれているのは、実験後に本人がビリビリに破ってしまったからです。子供、自由なうえに荒々しい。野生だ。
対して大人のお菓子観
比較のため、大人たちにも描いてもらった。
彼はぴったり。すごい得意げ
なんだかみんな、割と近い。いい線行っている。やっぱりコアラのマーチが好きなんだろうか?
きいてみたところ、いい線行ってた人たちは、みんな好きだそうだ。
ただひとり、「別に好きじゃない。ふつう」って答えた人がいた。その人が描いたのがこれだ。
結果を総合すると、こんな具合。
今回の結果はわかりやすかった。好きな人が大きく、そうでない人は小さく、だ。ストレートに熱意が結果に現れた。
それにしても、見ただけでおうしろう君の情熱、そして野性味がビリビリ伝わってくるグラフである。
次ページでは、最後にもうちょっと広くアンケートを取ってみます。