きけば麻生さんの工場だとか
このなんとも素敵な工場、調べたら「麻生セメント」だった。つまり、あの麻生首相の、いわば実家だ。
水路の向こうに見えるのは蜃気楼ではない。実在する工場鑑賞会のエルドラドである。
様々な形・大きさのサイロやタンクがリズミカルに建ちならび、それらをつなぐコンベアがまた良い具合で錯綜している。そして背後にはひな壇のような複雑な構造物。上部のオレンジ色のカラーリングも心憎い。これはもう世界遺産登録も時間の問題だ。ここを見ずして北九州を語るなかれ。死ぬまでに一度は見ておきたい絶景である。
ひとりでエキサイトして北九州の工場地域の魅力を語ってしまった。言いたいことは、北九州すごい、ってことだ。工場好きなら一度は行っておかなくてはならない。
でも、クルマあった方がいいよ、ほんとに。
工場好きにとって北九州といえば、高炉が保存された東田第一高炉史跡が有名ですが、あまりにもぴかぴかに整備されてしまっていて、個人的にはがっかりです。やっぱり稼働中のものがかっこいい。
そして、工場好き、って方はこんどカルチャーカルチャーでやるイベントにぜひお越しください。