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はっけんの水曜日
 
青森産と中国産のニンニクはどう違うか

チューブのわさびでも高いのと安いのがあります

同じように見えるチューブワサビでも、安いのと高いので3割ほど値段が違う。安い方が70円ほどで、高い方が100円ほど。どっちも安いんだけど、その30円にどんな違いがあるのか気になっていた。

これも玉子同様、気分で適当に買っていたのだ。今日はいい機会なので、並べて比べて白黒ハッキリさせようじゃないか。

特選と特選じゃないやつ。果たして味は違うのか。

箱から出してみた


左が安いわさび、右が特選生わさび。高い方は印刷に三色使っている。高いだけある。

どちらのわさびも本わさび入りと書かれているが、高い方の特選わさびは原材料の一位に本わさびが来ている。安い方の一位は西洋わさびだ。

原材料を詳しく見ると、油、食塩、糖、ソルビトール、安定剤など、品質を安定させる為の添加物がたくさん入っていることが判る。内容は似ているが、安い方が油が多かったり、やはり微妙に配合が違う。

これが味にどう影響するのだろうか。


中身を出してみた


右が高い方の特選わさび。粒子が粗い感じがする。

右の特選わさびは、箱に書いてあったとおり粗おろし仕立てになっている。左の安い方は、いかにもチューブわさびといった風情の滑らかな仕上がりで、色調補正で茶色にしたくなるようなたたずまいだ。

鼻を近づけて匂ってみたが、あまり違いはわからない。そこで、刺身を用意して食べ比べることにした。


わさびと言えば刺身ですよね

ホタテとマグロの刺身を用意した。どちらもお買い得だった。

わさびの辛味は揮発性なので、醤油に溶いてしまうと効かなくなる。だから食べるときは刺身の上に載せるのが吉。するとツーンと鼻に効くのだ。

ホタテとマグロの赤身。最近赤身が好きでねぇ。

マグロの赤身につけた場合

安い方のわさびは辛味と鼻への刺激が凄まじい。思わず涙が出るほど強烈で、ほんの少しつければ十分だった。西洋わさびってすごい。

特選の方は、辛味はあるが鼻への攻撃力は弱め。蕎麦など、香りが繊細な食べ物と合わせると良いと思う。醤油に溶いてしまうとまったく効かなくなるので、是非溶かずに使いたい。

安い方は醤油に溶いてもある程度辛味と刺激があるので、ヅケを作るのに使うと良いと思う。

マグロの赤身。もっと厚く切ればよかった!


ホタテの貝柱。甘くておいしゅうございました。

ホタテにつけた場合

ホタテの淡泊な味に、特選わさびの優しさがちょうどいい。安い方だと刺激が強すぎてホタテの良さを蹴散らしてしまう。

淡泊な刺身に合わせるなら特選わさび、これで決まりだ。

 


S&B風味推薦生わさび(安いわさび)
・鼻への攻撃力が半端ない
・ヅケを作るときに使うと良い
・少しで鼻に来るので、食べるときは量に注意

ハウス特選生わさび(高いわさび)
・刺激が弱くわさびの美味しさが感じられる
・淡泊な刺身や蕎麦と合わせて食べると良い


コーヒーってそんなに違う物か?

レギュラーコーヒー、缶コーヒー、インスタントコーヒーなど、コーヒーにも色々あるが、果たしてそんなに味が違う物なのか。

コーヒー好きの人に言わせれば、「バカなこと言ってんな」みたいな常識の問題なのだろうが、普段コーヒーを飲まない僕にとっては未知の問題なのだ。

実はそんなに違わないんじゃね?

そう思って比べてみた。

JTのアロマブラック。缶コーヒーの中では美味いと評判。
ネスカフェの香味焙煎。インスタントコーヒーの中では美味いと評判。たしかにちょっと高い。 適当な豆を挽いたやつ。冷凍していたのだがやや香りが飛んでしまったか。

 

3種類、淹れましたよ


見た目では全然判らない。

レギュラーコーヒー。挽いた豆のパックを冷凍庫に入れて大分経ったものだが、フルーティーで爽やかな香りがある。お湯を入れる時点でいい香りが立ち上る。後味も良い。

インスタントコーヒー。香味焙煎の名前の通り、苦味の効いた焙煎の匂いが強い。鼻に重く残るその香りはインスタントとは思えないほど。レギュラーにかなり近い味がする。

缶コーヒー。アロマブラックは香料を使っているので他の缶コーヒーと比べると香りが良いのが特徴。なのだが、レギュラーや香味焙煎と比べるとやはり弱く、黒いお湯といった風情。密度が低い、軽い香りと味になってしまった。


レギュラーコーヒー
・淹れるのが面倒くさい
・品の良さを感じる透明ながらしっかりした味と香り

インスタントコーヒー香味焙煎
・焙煎の香りがしっかり感じられる
・レギュラーに近い味と香り
・手軽に飲めるのでレギュラーの代わりに飲んでも良いと思う

コーヒーアロマブラック
・「香料無添加」とか言わずに香料を使ったのが勝利の鍵
・香味焙煎やレギュラーと比べると、やはり弱い
・外でも手軽に飲めるのは魅力

 

李錦記のオイスターソースと、安いオイスターソース

近所のスーパーに行ったら、一本100円のオイスターソースが売られていた。李錦記のオイスターソースは一本400円とか500円とかするので、100円って言ったらバカ安だ。

これは!と思って買ったのだが、まだ封を切っていなかった。

あまりに価格が違うので、当然味も全然違うのだろうが、ここはやはり並べて比べて味と価格の差を調べてみたい。

※編集部で写真を加工しています。

左が安いオイスターソース。原材料の一位が砂糖ですが。

 

並べてみた


右の李錦記のは大分使って減ってます。

安い方は当然李錦記ではなく、他のメーカー製だ。この先に書く文章のことを思うと、ここにそのメーカー名を記すことは出来ない。結論から判りやすく端的に書いてしまうと、衝撃的なほどに不味かったのだ。

 

中身を出してみた


見た目的には変わりません。

さて、味を比べてみよう。

 

李錦記のオイスターソースは安定の美味しさ

流石李錦記、と思わせられる美味しさが口に広がる。牡蠣と海の旨味を濃縮した様なコクと香りであり、美味さの権化。これを舐めながら酒が飲めるほどだ。

料理に使っても、野菜炒めや炒飯の仕上げに少し掛けるだけで数段美味しく出来上がる。やはり李錦記の調味料は素晴らしい。

こちら、李錦記のオイスターソース。

絶望するほどの不味さ

美味しいとか不味いとかってのは個人の価値観なのであまり食べ物の味で不味いとは書きたくないのだが、不味い以外の言葉がなかなか出てこない。

ウソみたいなアミノ酸の味で、味の素を直接舐めているかのような濃厚で純粋な旨味が舌をしびれさせる。つゆの素を30倍に濃縮したような味で、牡蠣の自然な旨味なんてものはほとんど感じられない。よくぞここまで作り込んだものだ。

こちら、一本100円の安いオイスターソース。

安いオイスターソース
・李錦記の1/4くらいの値段
・化学調味料の固まりみたいな味
・一本丸ごとあるのだが、どうして使おうか見当もつかない

李錦記のオイスターソース
・流石安定の美味しさ
・茹でたチンゲン菜に掛けて食べるなど、直に味わう形でも使える。

安物買いの銭失いという言葉がこれほど沁みた事はない。


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