ここは昭和か? と思えるような空間が好きだ。年を取るごとにそんな思いが強くなっているような気がする。だからと言って子供の頃に帰りたい、とかそういう後ろ向きな気持ちな訳ではなく、昭和を感じられる場所にいると単純に心が落ち着くのだ。安心出来る。開発されずに残っていてくれて、ありがとうと言いたい。
東京都世田谷区の三軒茶屋には、そういう場所が結構ある。古い街なので長い間商売を続けているお店が多いからだろう。商店街の所々に昭和が残っている。有り体に言えば、「時間が止まっている」ようなお店。そういえば三軒茶屋には昭和女子大学もある。三軒茶屋は昭和です、と言い切っていいんじゃないかと思う。
そんな三軒茶屋で、40年以上営業を続けているというバッティングセンターを見つけた。三軒茶屋駅から世田谷通りを下って5分ほど歩くとスーパーのサミットがあるので、その手前を左に曲がる。左側に「肉のハナマサ」が見えたら、その手前にバッティングセンターの入口がある。 |