それは神山町換気所

さて、その山手トンネルの上、山手通りを走っていると、やおらにょっきり多角形の塔が建っているのに気がつくだろう。

なにを隠そう、これが山手トンネルの換気塔。今回は、この下にある換気所も見せてもらったのだ。いいだろー。えへへ。

これがまたすごいところだったのだよ。

排ガスの浄化システムがただごとじゃない

前ページから「かっこいいかっこいい」と浮かれすぎのぼくだが、ここで言っておかねばならないことがある。

それは、このかっこよさがすべて「意味がある」ということだ。それがすごい。ただの色男じゃない。仕事もできてしかも男前、というわけだ。

って書くと急に憎らしく思えてきた。

ともあれ、トンネルの中における排ガス対策は視界確保という意味でも非常に重要。だからといって外に排出すればいいってものじゃない。脱硝装置と電気集塵機で徹底的にきれいにされているのだ。そして、その空気が出るのが、この高い塔。

この装置、特に消音装置がすごかったのだ。ほんとに。

ほんとにすごいことはこういうところで起こっている

むだに大きい写真ばかり並べ立てて申し訳ない。いや、でもまずはこのダイナミックさをお伝えしたかったのだ。

文中なんども「ひとりじめ」などと自慢してしまったが、実を言えば今回は「首都高をゆく」というムックの取材に参画させてもらったのだ。 こういう時に呼び出してもらえて光栄だ。デイリーでしつこくジャンクションなどの記事を書いた成果だ。

今回のこの記事が首都高さんでも話題になって、次回はみんなでまた見に行けるようになることを期待したい。

例のクレーンもまだいました。