ここからサイババを超える(粉の量で)
サイババのあれは聖なる灰だそうで、こちらは小麦粉を練ったもろっとしたもの。質では劣るかもしれない(ハト界では圧勝だが)。
なら量だ、量でサイババを超えれば、俺ババはサイババを超えるのではないだろうか。
いよいよ自信作を実践
今回は悪くなる要素も少なそうだ。足元のポンプを踏むとブシュッといってくれるにちがいない。
しかし果たしてほんとにそうなのか?今まで色んなところで痛い目にあってきたのではないのか?
ともかくは実践をごらんいただこう。
これは大したビブーティーですよ
「び、びっくりした!」とは石川の弁だ。そりゃあびっくりするだろう。自分でもびっくりしたくらいだ。
爽快だった。ビブーティーがこんなにスカッとするものだとは思わなかった。善いことした後ってなんでこんなに気持ちがいいのだろう。ボランティアをする人のそんな気持ちが今はじめてわかった。
しかし質の面でもサイババを超える!
この噴射式ビブーティーは所詮小麦粉でしかなかった。もっとも聖なる灰が食べられなさそうなところを鑑みると、それでも大きな進歩ではある。
だが、俺ババさまはもっと先に進む。サイババを置いてけぼりにしてビブーティーをより進化させるのだ。
4コマでお送りする俺ババの奇跡〜白ごはん編〜
昼飯の白いごはんの味気なさを訴える石川(髪が神聖!)
「白いごはんだと味がしないんだよ」と石川
「おまえおかずもってこいよ」と俺ババ
ビブーティー出た!
味やー!(彦麻呂が)
ビブーティーに味がついた。体育会系の合宿所には欠かせないビブーティーだ。
こぼれることなく一発でバシュッ。「まんべんなく散っているのでおいしい」とブラックジャックみたいな髪した石川も感動。ビブーティーはのりたまをふりかけるのに超便利で超神聖!
「ぜひうちで商品化を…」という話がきたらどうしよう。マヨネーズだって細い口になったのだ。のりたまは今日からビブーティーで。ビブーティーとともに日本の食卓も進化させたのだ。
次は何だ?粉から離れてみようか。
4コマでお送りする俺ババの奇跡〜冷や奴編〜
おかずに白い豆腐、白いものばかりの石川
じゃあしょうゆビブーティーな
こぼれないようにちょっとずつ出るビブーティー
ガッハッハ、ビブーティー!これがビブーティーだ!
液体もいける!
どうだ、今度はチューブとしての本領発揮で液体だ。しかもしょう油、日本人の味覚の根幹を為すビブーティーだといえる。
「おいしい。神聖さでおいしさも二割り増し。」と石川も。いやあ、もっと尊敬しておくれ。よかったよかった。
だが果たして本当によかったのだろうか?そんな思いがよぎった。果たして今の自分は、ちょっと大きめのしょう油さしなのではないだろうか?
ビブーティーのちょろっちょろっとした流れ方を見てそう思ったのだが、いや、これも聖者ならではの苦悩なのだろう。
4コマでお送りする俺ババの奇跡〜しょう油よりポン酢編〜
「でも豆腐には醤油よりポン酢なんだよな」と石川
この関西人め!と舌打ちしながら俺ババ
「大阪府八尾市の旭ポン酢」と郷土の名産品を持ち出す俺ババ
たかじんも絶賛(※関西では皇室御用達くらいの意味)したポン酢。サラピンでいっとくんなはれ!
この日の昼食はほんとにごはんと豆腐になった
聖者の道に新しい壁
サイババになる!と意気込んでみたものの、栓抜きという壁にぶち当たるという一人暮らしを始めた大学生がはじめてのホームパーティーを開いて女の子も来るらしいからワインも買っておいたけどそういえば…と同じ状況になってしまった。
ビブーティーも偉大だが、栓抜きというものも替えがきかないという意味で偉大である。そんなこといえばミミズだってオケラだって全部偉大なんだけども、そういう生命賛歌で終われば聖者っぽいのではないかと思う。