仕事や生き方に行き詰まり、どうしていいかわからなくなる。規模の大小はいろいろあるにせよ、誰にでもそういうことはあるだろう。「途方に暮れる」というやつだ。
ああ、どうしよう。もうわかんねえ。どうにかしないといけないのに、なんにもできない。
もちろん、状況としては好ましくないものであるわけだ。しかし、壁に突き当たってどうしようもなくなるあの感覚は、少し自分を客観的に見ることができれば、実はちょっと面白かったりもする。
本当に途方に暮れるのはつらいことでもあるだろうが、意図的に途方に暮れたならば、そのおかしみの方だけ味わうことができないだろうか。そういうわけで、やってみました。
(小野法師丸) |