デイリーポータルZロゴ
このサイトについて


フェティッシュの火曜日
 
雑草で作るハーブティーは美味しかった

ブレンドのハーブティーを作ります


6種類のドライハーブをティーポットに投入

今回はブレンドのハーブティーを作ることにした。
なぜブレンドにしたかというと、確かに世の中ハーブだらけなのだけど、自然のハーブだけあって、「これは毒のない草だ」と摘もうとすると、そこには虫の先客がいる。
洗えばいいのだろうけど、虫が苦手なので、虫がついていない雑草を選んでいたら、どれも少量しか摘めなかった。そのため、今回はブレンドのハーブティーになったわけだ。
ただ、いわゆるハーブティーにも、ブレンドのハーブティーはあるので、むしろ美味しいのではないかと期待している。


お湯を注ぎ10分ほど待ちます

だんだんとお湯が緑色に変わってくる。
今回、初めて雑草でハーブティーを作ったので、色が出ないのではないかと心配していたが杞憂だった。
また待っていると、ハーブティーの大事な要素の一つである「匂い」もキチンとしてくる。草原に寝転がっている時のような、心地よい緑の匂いだ。


美味しいです


雑草のハーブティー

6種類の雑草をブレンドしたハーブティーが完成。
材料代は無料だ。そこもなんだかうれしいのは、貧乏性のためだろうか。匂いも先に書いたように悪くないので、味にも期待してしまう。

ということで、飲んでみます。


初めて作ったので、美味しいのか心配…

あ、美味しい

雑草で作るハーブティーは美味しかった。
今回の6種類のブレンドがよかったのかもしれないが、クセがなくて飲みやすい。後味として残る甘みの強さにも驚く。もちろん練乳のような甘さではないから、さっぱり飲むことができる。これはオススメ。

ただ問題点もある。
それは、いわゆるハーブティーの味とは違い、どちらかといえば、日本茶に近い味がすることだ。イメージであらわすと、下のような感じなるのだけど、分かっていただけるでしょうか?


いわゆるハーブティー〜ヨーロッパのどこか〜
雑草のハーブティー〜日本の山奥の農村〜

どちらにせよ雑草で作るハーブティーは、想像していたよりずっと美味しかった。
秋になると雑草も大体枯れてしまうけれど、ドライハーブにしてしまえば日持ちするので、年中飲むこともできる。個人的な問題は、雑草の先客「虫」との戦いだ。今後は虫と戦いながら、いろいろなブレンドに挑戦してみようと思う。

まとめ

そういえば、以前勤めていた会社を辞める時、上司が「雑草でハーブティーを作って売れば材料費タダだぞ」と言っていた。
上司によると、たまに見かける、車で移動しながら、メロンパンやクレープを売る移動販売の形式で、雑草のハーブティーを出すカフェを開けばいいとのことだった。
そして、今回雑草のハーブティーを作ってみて、美味しかったので、少し本気で考えてみようと思った。

問題は虫なんだよな〜

※ 雑草には毒があるものあるのでご注意ください!


< もどる ▽この記事のトップへ  

 
 
関連記事
勝手に生えてた「ムカゴ」を食べる
その辺の葉寿司
今年こそドングリを食べる

 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ
個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.