「て」って書いてあってもなくてもいい
この記事を書いていて、ぼんやりといやな気分になった。
それは、僕がチャンピオンになれなかったせいだけではない。
他人の手に書いてある「て」を採点したせいだ。
人の身体的特徴を採点することに「いやな感じ」を抱いたのだ。
このいやな感じは、「て」という字に近いことが優れているという価値観を持ってしまったから、感じてしまったのだろう。
「て」って書いてあろうがなかろうが、本来はまったくどうでもいいことなのに、それを基準にすると優劣ができてしまう。
などと、金八先生の授業みたいなことを考えそうになってしまったが、ただ「て」って書いてあるかを比べただけだったのだ。
うっかり自分で「いい話し」だと思いこむところだった。
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