新宿御苑のバラ園も見事
新宿御苑は桜が有名で花見シーズンともなると大混雑するんだけども、実はバラ園もすごい。
ズラリならんだ多くのバラが5月になると咲き誇る。桜の時期につぼみも付けていなかった真っ赤なバラが、見事なラビアを育てついに花開く。露に湿った花びらは艶やかに光、僕の目を魅了した。
なんかエロ小説みたいな書き方になってしまいましたね。
では早速、ここまででお気付きと思いますが50音順に紹介してきましょう。
アラベスク アラビア唐草模様のこと。花びらに散った模様がそれっぽいのでアラベスクなのだろう。
アルキミスト アルキミストとは錬金術師の事。日曜の夕方にやってるじゃん、フルメタル・アルキミスト。薔薇の錬金術師って格好良いね。
イエロー・フロイレッテ 黄色い小さな花、という意味。見たまんまそのまんまの名前。
グラニー おばあちゃんの事。おばあちゃんってバラが好きですよね。なんでもバラ柄。傘もバッグも服もバラがら。バラバラおばあちゃん。ぎゃー!!
グラミスキャッスル スコットランドのグラミス村にある城の名前。『マクベス』の舞台だそうだけど、マクベスってなに。
グルース・アン・バイエルン 自動翻訳によると、バイエルンの挨拶という意味。みんなもわからねーと思うが僕もわからねー。
シュタット・エルトビレ シュタットは市。Cityっすな。ドイツのエルトビレ市のこと。シュタット!って格好良いですね。
シュネービッチェン 「Schneewittchen」はドイツ語で白雪姫のこと。その名の通りの白いバラ。
ストロベリーアイス なんとも甘い名前のストロベリーアイス。イギリスのビースさんの作出。
パスカリ キリスト教の復活祭ミサで歌われる“ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス”と言う聖歌。復活の生け贄に。または、英語での人の名前。
パット・オースチン 作出者が奥様の名前を付けた。娘の名前を付けた薔薇クレア・オースチンもある。家族みんなでバラ。そしてみんなバラになりましたとさ、ってバラがゆらゆら揺れてる映像でエンド。怖い。
バフ・ビューティー 揉み革色の美。薄茶と黄色が混ざったような色のことをバフ色と言う。世界には色んな言葉と色があるもんですね。
ブラックティー ブラックティーってのはつまり紅茶のこと。紅茶って英語だとブラックティーなんですね。レッドでなく、ブラック。これってコネタ?
フリージア フリージアという名前のバラ。フリージアなの?バラなの?みたいな。エーデルワイスに次ぐ紛らわしい名前第2弾。
プリンセス・アイコ 敬宮愛子内親王(現皇太子の第一子)誕生記念に名付けられた。皇族バラシリーズの最新作か。プリンセス・マサコもあるよ(今回は見つけられず)。
プレイガール 遊び女。ブルーボーイと並べていいものか。
「ふふっ、ぼうや。ちょっとこっちに来てご覧なさい。なに怖がってるのよ。男の子でしょう?そうよ、ほら、早く。さ、これを持って。そう、その調子」みたいな。うはー。
ベストファーレンパーク ドイツのウェストファーレン公園。薔薇園もあるってさ。ファーレンって聞くとファーレンハイトを思い出すよね!
カラス 羽根を広げてじーっと日なたぼっこをしているカラス。
日なたぼっこカラス 動かずに羽根を広げっぱなし。人が入れないの知ってるのか。
飛び立つカラス そして飛んでいった。
ラベンダードリーム 他の花に擬態シリーズ第3弾。ラベンダーみたいな色のバラ。小さくて可愛いっすね。
リリー・マルレーン 第二次大戦のときに流行ったドイツの歌謡曲。女優マレーネ・ディートリッヒの持ち歌。
ローラ・アシュレイ 英国ファッション・ブランドのローラ・アシュレイさんより。ブランドは薔薇柄が多い。
まとめでーす
バラの品種ってメチャメチャありますな!最初は「バラの名前って面白いなー」程度の興味で撮り始めたんだけど、写真をまとめてその数に驚いて、書きながら後悔して、書き終わってなんだかホッとした。20時間くらい掛かった気がする。
当初は上の写真みたいに、バラの写真に僕の痛ポエムを載せようかと思ってたんだけど、あまりに数が凄いのでやめた。やめといて良かったと色んな意味で思った。僕も読者のみなさんも、ポエム抜きの方が幸せだったろう。
これでバラの名前はバッチリ。これからはバラの名前がわかる、違いのわかる男として知ったかぶっていきたい。