ステキ!高分子化合物
デコ、といえば「ラインストーン」が付き物である。びっしり並んだ光る石。それ、何かに似ていないだろうか。
そう、フリスク自体だ。フリスクの粒々を、パッケージの外側にびっしりと!フジツボのように!草間さんの作品のように!
そういうデコを、見てみたくはならないか?ただ、食べ物をそのまま貼り付けるのはいただけない。ひとつ、型をとって、「あるもの」で増産しよう。
考えたのは、油粘土にいくつも型を作って、そこにシリコンを流し込んで固めるという方法。シリコンは今回「メス型」ではなく「オス型」、つまり完成品のツブツブとなるのだ。粘土で型取ってシリコン流して終わり。なんだか楽そうだ。ほほ、楽しくなってきたぞ。
おお、多少形はいびつなれど、くにゅくにゅとやわらかい「生フリスク」がここに誕生。お口に入れればほろっととろけます(ません)。
もったいないが、ツブツブに切り分けよう。
さてこれをどうやって、あのプラスチックのパッケージに貼り付けるか、だ。
実はシリコンは、普通に売ってる接着剤のどれとも相性が悪い。瞬間接着剤、Gボンド、まったくダメ。専用の接着剤もあるが、高いし、買いに行くのも面倒だ。
いっそのこと「シリコンで」ケースごと作ってしまおう、と路線変更することに。さあ、忙しくなってきた。