撮りたい桜を見つけたら三脚にカメラをセットする。暗いのでファインダーをのぞいてもたぶんピント合わせとかできないので、マニュアルフォーカスで無限遠方に合わせてしまっていいと思う。あとはバルブか長時間に設定したシャッターを切るだけ。
で、ここでおもむろに懐中電灯の登場だ。
シャッターが開いている間、写したい桜を懐中電灯でくまなく照らす。するとフラッシュでは届かなかった奥の方の桜の花にまでまんべんなく光が届くのでぼわんと夜空に浮かぶ桜の写真が撮れるのだ。これが大山メソッドの全貌だ。
周りの明るさにもよるが、今回はシャッターを30秒ほど開け、絞りはかなり暗めに絞っている。このあたりの設定は夜景の撮影だと多少変わっても問題ないので、あとは何度も撮影しながら変えていったらいいと思います。 |