「キャー、あなたー!」
洗濯中の妻が悲鳴を上げたので、どうしたのかと思って行ってみると、洗濯機から泡がもこもこ。「ごめんなさい、洗剤入れすぎちゃったみたい…」
まったくしょうがないやつだなあ。でもそういうとこがかわいいんだけどさ。
…なんてシーン、ちょっと昔のドラマや漫画でよくありましたが、では洗濯機から泡があふれるには、洗剤をどのくらい入れすぎなければいけないのでしょうか。
気になったので、調べてみました。
(萩原雅紀)
きちんと実験
一般的な洗濯の状態を再現するため、僕の数日分の量として、以下のように洗濯物を準備しました。
洗剤も、ごく一般的なものを用意し、実験に使うことにします。
それでは、これで普通に洗濯を開始。洗剤の量も、最初は確認の意味も込めて標準的な量を投入します。
洗剤を入れて洗濯機がまわりはじめましたが、もちろんこれで泡が出たら困ります。何事もなく洗濯されているので、徐々に洗剤の量を増やしていってみようと思います。
まったく泡立つ気配がないのでどんどん洗剤を入れたのですが、水は白く濁るいっぽうでほとんど泡は立たず。そんなはずはない!となかばムキになってどんどん入れたところ、
結局、1箱ぜんぶ投入したにも関わらずまったく泡立たず。洗剤がもったいないので、このへんで実験を終了とします。結論としては、洗剤を入れすぎても洗濯機からあふれ出すほどは泡立たない、あと、あれは漫画だから、ということになりました。しかし、奥さんはどんだけ量を間違えたんだろう。
え?
気をつけろ!
やつらは油断すると襲いかかってくるのだ!
洗剤の入れすぎにはくれぐれも気をつけろ!