茨城県大洗の魚市場で、あん肝プリンというデザートが食べられるらしい。 あん肝大好きな身としてはとても興味が湧いた。
さっそく大洗まで車を走らせ食べに行ってきた。
(ほそいあや)
問題のプリンがあるという市場へ
大洗といえば海の町。大きな水族館もあり、有名な海水浴場もあり、もちろん魚がおいしい。 そしてあんこうの水揚げが多いらしい。市場をうろつきながら、問題のブツをさがす。
あん肝汁の凶暴な匂いにやられるが、今日はプリンを食べにきたのだ。
きいてみた
あん肝汁を売っている女性に質問してみた。 「ここに、あん肝100%のプリンがあると聞いたのですが。」 「ああ、それならあっちだよ。」
いただきます
「ひとつください」と言うと、ごっそりと盛ってくれた。あん肝といえば蒸してあるのが普通だが、いっさい加熱していない生の肝。 おじさんいわく、プルンとした舌触りを大切にするために行き着いたのが「生」の状態だったらしい。
ひとくち食べる。あん肝だ。 ふたくち食べる。…あん肝だ。
あん肝以外のナニモノでもない。
あん肝プリンの生みの親でもあるという漁師さん(59)に話をきいた。 「最近は男女関係なくスイーツ流行りでしょ。こういう魚市場みたいなところは、あんまり若い人こねっがら、スイーツ増やしてみたらどうかなって思っでなー。」
あん肝はやっぱりおいしい