家庭用ゲーム機のWiiは、テレビの真上もしくは真下あたりにセンサーを設置することにより、リモコンからの無線通信を受信して、プレイヤーの動きをゲームに反映し、体感的にゲームをプレイすることができます。
そのWiiのリモコンによる操作ですが、プレイヤーの向きや位置が悪いと反応しない場合があります。
しかしある物をセンサー近くに置くことによって、向きや位置に関係なくリモコンで操作でき、なおかつゲームの操作を速める方法があるので紹介したいと思います
(加藤 和美)
Wiiをプレイしている方はご存じかと思いますが、リモコンで操作する際は、センサーの真正面に立ち、ある程度離れた距離でないと、正しく操作することができません。
変な位置からリモコン操作すると、カーソルがプルプル震えしたりして、自分が悪いとはいえイラッ…。
実は、これを解消して、なおかつゲームの操作を従来よりグッと速くできる方法があります。
使うのは扇子です。
センサーの後ろに扇子を広げて立てることにより、赤外線をより幅広く受信するようになります。
材質は紙製、布製どちらでもかまいませんが、サイズは大きめで、柄はできるだけおめでたいデザインの方が効果があります。
センスを立てるので、センサーを設置するのはテレビの上が良いでしょう(テレビの下に扇子を立てると、扇子が邪魔でテレビが見えなくなるため)。
我が家のテレビは残念ながらまだ厚型なので、テレビの上に扇子を立てかけるための物をテープなどで貼り付けます。 これは、安定感のある物なら何でもかまいません。
薄型テレビをご使用の方は、テレビの裏側に扇子を直接貼り付けてもかまいません。
ただし扇子がテレビに隠れすぎないように注意しましょう。
続いて、扇子を立てかけ、テープで貼り付けます。扇子はなるべく大きく広げましょう。
貼り付ける前に、最大に広げた状態でクセ付けしておくと良いでしょう。
センサーを元の位置に戻して完成です!
センサー中央部と、扇子の真ん中が一致するようにしてください。 この位置がずれると効果が弱くなってしまいます。
扇子を設置後、Wiiをプレイしてみました。
従来より、リモコンの動きが速い! すらららっと動きます。
また、センサーの近くや、横側から操作してもスムーズに操作することができます。 残念ながら、センサーの裏側からの操作は、扇子を設置してもさすがに無理ですが…。
また効果もさることながら、リビングが急におめでたい感じになります。
スイスイ軽いプレーを
私や周囲の人たちの体感でしかないのですが、扇子を設置することでゲームのスコアも向上したとか!?
ただ、パソコンのマウスにも好みがあるように、扇子をつけると速すぎてついていけない、かえって操作しにくいという人もいるかと思います。 とりあえず試して、自分のプレイしやすい方で遊んでみてください!