あのオバマさんも左利き
左利き用急須、おたま、コルク抜き、ハサミ、缶きりなどを並べ、それぞれにお客さんのやってもらうミッションを設定し、2時、イベント開始時刻だ。ちなみに各ミッションには、オバマ氏の「Yes,We Can!」をもじった「Yes,We 缶!(缶きりゲームだから!)」などのスローガンがあてがわれており、あのオバマさんも左利きであることを主張してやまない。
日曜で人通りもあるが、この日はすごい強風。正直、店頭に、左利きグッズをどれだけの人が体験しに来るんだろう?といぶかしんでいた私だった、のだが・・・
幼児の来訪を皮切りに、人が立ち止まる立ち止まる。人が来るのでそれを見て他の人も人垣を作る。上海問屋のほうに用事があったお客さんも、帰りしなに覗いては、「お、じゃあやってみるか」とこちらにジョインしてくるのだ。なんだなんだ、左利きってキテルのか?秋葉原の土地柄か?
決められたグラム数まで急須で水を注いだり、決められた数のスーパーボールをおたまで掬ったり、どの人も皆一様に「こんなに使いづらいとは思わなかった(これ右利きの人)」「こんなに使いやすいとは(これ左利き)」と言って去っていく。
左利きグッズの日イベント、成功の瞬間である。
(ああ、左利きカタヌキ失敗が悔やまれり・・・)
まあ、カタヌキはカタヌキで、それはそれとして楽しんでもらったようだったので、よしとしよう。せめて客寄せのお手伝い、がんばります。 |