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渚のバルコニーで待ってみる
画像処理したわけではないです

 松田聖子に「渚のバルコニー」という曲がある。

 1982年に発売されたとのことなので、もう20年以上前の曲ということになる。その後も数回再発売されたり、最近でもコマーシャルに使われたりというあたりからして、名曲と言っていい曲だろう。

 歌詞としてはまず、「渚のバルコニーで待ってて」という歌い出しが印象的。その後もこのフレーズは繰り返し登場する。わかりました、そんなに言うなら待ってみます。

 本気で渚のバルコニーで待っていたら、意外と聖子ちゃんはやってくるかもしれない。それが妄想であることに気がつかないうちに、実行することにしてみた。

小野法師丸



●意外と近所に渚を発見

「渚のバルコニーで待ってみる」と題した今回の試み。ということは、まずは渚を見つけなくてはならない。

個人的にアウトドア派ではないし、渚って言われてもよくわかんないなと思っていた。どうしようかと思いつつ、別の用事で出かけた街に渚があった。

なんだ、普通にあるじゃん

雑居ビルの2階



 「すなっく なぎさ」である。東京都内の繁華街で発見。

 スナックというのが気になるが、とにかく渚であることは間違いない。歌詞全体の雰囲気からするともう少しリゾートっぽいところにあるかと予測していたが、雑居ビルの2階というのは意外だ。

 とりあえず渚は発見。バルコニーはあるだろうか。


バルコニーなし


 うーん…。建物全体をよく見回してみたが、バルコニーは発見できない。

  手すりや窓らしきものはなんとか確認できるのだが、バルコニーだと決定的に言えるものはない。聖子ちゃんとの待ち合わせ場所である渚はどうやらここではなさそうだ。


意外とあるもんだ

なぎさ感アップの看板


 続いての渚は、海なし県である埼玉県内で発見。エントランス上部の意匠は波をイメージしているものと思われる。ヨットをモチーフとした看板と合わせて、渚ムード満点だ。

 いや、満点は言い過ぎか。さて、バルコニーはあるのだろうか。

バルコニーなし

きみたちに訴求されるとは意外



 残念、バルコニーはない。

 気になったのは、あんしん料金を訴える看板だ。デザインとマーケティングとのつながりを判断しかねる看板は、逆にその印象の強さで広告としての価値が高まっているようにも思える。

 …っていうか、またスナックかよ。バルコニーがあるとかないとかではなく、聖子ちゃんが言ってる渚って、こういうことじゃないだろう。あの歌に出てくるのはどう考えてもスナックじゃない。

 このままだと「スナック渚めぐり」になってしまう。本気で渚を探さなくては。


本気でやってきました

本格的な沖縄感



 思いつきのくだらなさが子供と一緒でも、行動力が違うのが大人だ。渚と言えばやっぱり沖縄だろう、という短絡的な思いつきで、沖縄までやってきた。ここなら渚なんてそこら中にあふれているはずだ。

 実際、思い当たる場所もある。まずはそこに向かってみよう。


 

 
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