これをスポーツといってしまうんだから。「綱渡り、はじめました
（安藤昌教）」

ぐるぐる回るのが好き

安藤：小柳さん、個人的におすすめの記事ってありますか。
小柳：安藤さんの「綱渡り、はじめました」とかいいですね。僕も棒の上を渡る遊びはしたことあるし、プルプルもしてたけどそれをスポーツって言い張ることはなかったですから。
安藤：いや、そもそもスポーツってなんだ、って話じゃないですか。要は体動かして楽しかったらそれはスポーツなのでは、と。
小柳：なるほど。では河原でぐるぐる回るのもスポーツでいいですか。
安藤：ぐるぐる回るの好きですか。
小柳：どちらかというと好きですね。

安藤：それならおすすめの記事がありますよ。「流れるプールの速さ調べ」。藤原さんがプールでぐるぐる回る記事です。
小柳：この記事すごい好きです。夏なのにちっとも夏を感じさせないところとか。あと写真がどれも曇天だし。今の季節に見返すとブルって来ます。
安藤：浮き輪だけ流せばよかったんじゃないか、という指摘は無粋ですかね。しかもこれ三脚で自分撮りなんですよ。
小柳：プールまで来て自分撮りかよ。
安藤：あ、それ言っちゃだめ。
小柳：って言ってくる人いなくてよかったですね。
安藤：でも最後「流れる速さ＝1ノット」ってすごい科学的な結論がでてるんですよ。藤原さんが体張って出した答えだと思うと単なる単位も感慨深いです。
小柳：そうですね、色々な感情が詰め合わされた答えですね。

安藤：あ、水つながりでいくとこんなのもあります。「ヨットレースに参加して驚いた」。こんなにでかいのじゃないけど、学生の頃僕ヨット部だったんですよ。だから文中「ブームに頭ぶつけると死ぬ」っていう意味、すごくわかります。風向が変わるとあのブームっていう鉄の柱が高速で迫ってくるんですよ。
小柳：うわ。
安藤：僕の先輩は頭に直撃して嗅覚をしばらく失いました。
小柳：この記事で知れてよかったです。僕が乗ってたら確実に死んでました。乗らないですが。

バスケとか卓球は複数でするスポーツです

安藤：小柳さん、なにかスポーツとかしてましたか。
小柳：バスケと卓球と、あとぐるぐる回るのを少し。
安藤：ぐるぐる。
小柳：いえ、そこできれば無視してください。
安藤：すみません、そういうところ放っておけないタイプでして。でもバスケと卓球だと結構まじめに運動部ですね。
小柳：あ、部活じゃないですよ。
安藤：・・まさか一人で。
小柳：ときどき複数でもしました。

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安藤：体育会系の上下関係って、社会に出ると「なんだったんだろう」って思いますよ。
小柳：そんなすごいんですか、上下関係。
安藤：ええ、なんか失敗すると海に突き落とされていました。誕生日を迎えた部員もお祝いに海に突き落としていました。全部服脱がされて。
小柳：それ、確かに会社とかでやられたらまずいですね。文化系の僕には理解できないです。
安藤：あ、いまちょっと馬鹿にしたでしょう。