古畑病院の1日
ここで古畑病院の1日を紹介しよう。
6時 起床、検温 7時半 朝ご飯 9時 院長回診 12時 お昼ご飯 17時半 夜ご飯 21時 消灯
食事と院長回診以外、これといったイベントはない。
ヘルニアの場合、基本的には「安静」にするしかないのだ。普段、不摂生な生活を送っているので、慣れるまでに2、3日かかった。
院長回診
院長先生の回診は、午前中の最大イベントである。 数名の看護婦さんを引き連れて病室にやって来る。
入院中は写真を撮る気力がなかったので、院長先生の写真は残っていない。 顔を思い出しながら似顔絵を描いてみた。
ほぼ、こういう感じだったと思う。
この院長先生から「どうですか?」と聞かれて「まだ痛いです」と答えると「もうちょっと我慢だね」と励ましてくれる。基本的には、毎朝これの繰り返しであった。
「僕も座骨神経痛でね、しばらく歩くのが辛かったよ」
院長先生も腰痛持ちなのだ。ちゃんと歩ける様になるまで、3週間くらいかかったらしい。腰痛で動けない時は、じっと我慢するしかないのだろう。
病院の食事
病院の食事はまずい。そんなイメージが強いが、実際そんな事はない。どんどん毎回の食事が楽しみになっていく。というか、食事以外の楽しみがないのだ。
ちょっと少ないように見えるが、こっちは寝ているだけなのでこれくらいの量で充分なのだ。7日間の入院生活で合計18回の食事を摂ったのだが、どの食事も本当に満足であった。
毎回僕に食事を運んでくれるヘルパーさんに、「いつもおいしいです」と声をかけたら「そんな訳ないじゃない」と言われた。
いや、本当においしかったです。