思わず自分撮りしてしまったのですが、撮ってから考えたらこれはすごく恥ずかしい行為ですね。
講演会場に向かうため中に入らなければならないのですが、大学って勝手に入っていいものなのでしょうか。入口で生活指導の恐い先生に「どこの生徒だ」なんて止められたりしないでしょうか。
すこし悩みながらも、誰もチェックを受けていなかったので意を決して、さも自分がここの学生であるかのように門に向かいました。
「おかあさん、ついに僕はここまで来ました」と心の中でつぶやきながら門をくぐったのですが、別に苦しい受験戦争を勝ち抜いたわけではないので、特に感慨はありませんでした。
門の内側は、美しいイチョウの巨木と歴史を感じさせる建物が立ち並び、まるでシャンゼリゼの裏通りといった風情でした。行ったことないけど。
季節柄、銀杏の強い香りも立ちこめていて、それもシャンゼリゼを想い起こさせます。行ったことないけど。 |