底値は1個20円
ドラッグストアを中心に17軒をチェックした。全体的に以前より値段が上がっているなというのが印象だ。わたしんちの近所で大変に恐縮なのですが、下の表は17軒のトイレットペーパー1個あたりの値段となっております。
コンビニが突き抜けて高い。真夜中にどうしようもなくなったとき以外は買うまい、できれば一生買うまいと心に誓う。
100円ショップにもトイレットペーパーがあるのもしらなかった。4ロールセットで100円。1個25円なので健等はしたもののちょっと高い。
底値の範囲は1個20円前後であった。
なお、表で★のついている店は購入数の制限があったところだ。「おひとりさま1つまで」「ご家族で1つまで」などと書かれている。
それだけギリギリの値段のサービス品として提供しているのだろう。こういった店はとても安いのだが、大人買いはできないのでパスしなければならなかった。
96個大人買い
結局、12ロール245円、1ロール約20円で8パック、96個を大人買いした……!
ちょっとした仕入!
やったー!
当初は9パック108個を買うつもりだったが、徒歩で持ち帰ることを考えると両手に持てるのが8個でいっぱいだったのだ。108個という煩悩の数に届かなかったのは、何か私の買物ぶりを象徴しているかのようで、トイレットペーパーにしてやられた形である。
ようやくできた大人買い。しかしなんだろう、確かに大量のトイレットペーパーは迫力があるのだが、あまりこうパッとした新鮮な気分にはならない。
おかしいな……?
これは、「大人買い」ではなく「まとめ買い」だ。
何やってんだ。何やってんだ。新鮮な気分にならなかったのは、トイレットペーパーだったら安売りしていたときに2パックくらいまとめて買った記憶があるからだ。
生活必需品であれば しがらみだらけの大人でも気軽に大量買いできると思ったが、それでは大人買いの魅力は感じられないということが分かった。
ああ、どうしよう。
ちなみにトイレットペーパー96個買うのにかかった金額は1,960円であった。底値を求めて調べまくったことが幸いし、傷は浅いと思おう。
安いだけじゃだめ、お買い得なだけでもだめ、さらに生活必需品もだめ。
じゃあ、どうすればいいんだ。まとめ買いのような生活感がなく、なおかつ生活に必要なものを大量に買える場所……。
思いついた店は業務用包装用品店だった。他の企画記事を書く際に何度か行った包装用品店に、生活にも役立ちそうなものが業務用のボリュームでまとめ売っていたのを思い出したのだ。
最後の望みをかけて乗り込んだ。