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ひらめきの月曜日
 
渋い柿をどうにかして食べたい

トントンいこう

用意した酒の紹介はそのうち。あ、決して投げ遣りになっているわけではありませんよ。大丈夫ですから。

このサイズのジップロックは、なにかと便利。 そこに柿を1片ずつ入れて、
まずはビールをぶっかけよう。 おおー、泡立つ柿!

 

目論見通りに事が進まずガッカリさせられたりしたが、ビールの泡を見た途端、俄然楽しくなってきた。

 

うわあ。どんな味になるんだろ。渋は抜けるんだろうか。

 

やっぱりこういうのは、やってて楽しいのが一番ですよね。ま、民間で言われている渋を抜く方法ってのは、どれもそれなりにきちんと抜けるものなんだろうし、そういうのは調べれば分かることだ。渋を抜く方法を知りたい人は、今すぐ「柿 渋抜き」で検索しよう!

こっちはこっちで調べてもさっぱり分からない「皮をむいた渋柿の手っ取り早い食べ方」を模索し続けよう。やっぱり未知なる物との遭遇はワクワクする。

しかも、渋が抜けるのに加え、食べてもきちんとおいしくなるようなアルコールの選択をしてみました。(反映されるかどうかはさておき)

 

フランベ記事の時に使用したままだったコアントロー。果物との相性はいいはずです。 こちらも悪くはないんじゃないかな赤ワイン。
 
いちおう和の素材同士ってことで、日本酒。 いっちょ、ウイスキーもやってみるか。
作ってから8年くらい経過した梅酒。焼酎+梅+氷砂糖効果で「鉄板」だろうと予想。 あと「なにもしない柿」も急遽参戦させることに。
 

 

ラインナップは以上。これら計7種類を冷蔵庫に3日間放置することにした。皮をむいた状態であることを考慮し、渋が抜けるのに一週間は必要ないだろうという計算である。

それにしても、渋柿の取り扱いは人生初だというのに、こんなにいい加減かつ適当かつ大胆でいいのだろうか。

 

いいわけなかった。

 

やっぱり、いい加減にはいい加減なりの結末が待っていたのです。

またしても思わぬ方向に

あっというまに3日が経過した。どれも見た目は完全に熟れ熟れのジュクジュクである。表面が溶けかかっているもの、角が丸みを帯びているものなど形状も様々で、どれも「これで渋が抜けてなかったらインチキだよ!」と言いたくなるようなものばかりだ。

さらに、うっかりおいしそうですらある。

 

それなのに、まさかアレがアレだったとは…。

 

 

 


 
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