13:24 間に合いませんでした 林:折り返し地点 マラソン:大森海岸 その差 約900m
僕が走って折り返し地点についたころには渋井さんはとっくに折り返してすでに900mほど遠ざかっていた。
駅を降りた時点で僕と渋井さんが折り返し地点を挟んでほぼ同じ距離だったので間に合うわけないなと思ったのだけど、ここまで圧倒的に引き離されるとは。
また急いで駅へ。電車で国立競技場に戻るのだ。
後続の選手が折り返していた。渋井さんはおらず。
13:37 どんどん引き離される 林:平和島 マラソン:品川 その差 約5.5q
帰りの電車がなかなかこないあいだに渋井さんは品川まで走っていた。スーパーカーみたいなスピードである。
その差、5.5q。今日いちばんの差だ。この差だと普通に電車に乗って戻ってもゴールが見られないかもしれない。どうしよう。
帰りの電車。ちょう焦る。
13:59 ズルします 林:大門 マラソン:日比谷 その差 約2q
大門まで移動してきたが、先頭集団はすでに皇居の近くにまで行っている。差は以前として2qある。このまま素直に電車で移動してもゴールシーンが見られないかもしれない。
マラソンのコースに沿うことなく、大江戸線でショートカットして国立競技場に向かうことにした。スポーツマンシップに乗っ取ってないのでこのあたりの変更は臨機応変に可能である。
がんばれ大江戸線
ヘロヘロです
14:11 国立競技場についた!
大江戸線には国立競技場という駅がある。駅を降りるとゴールを見ようとする人がダッシュをはじめた。
大江戸線は深いところを走っているので、地上まで階段をなんども登らなければならない(エッシャーのだまし絵みたいに)。それを知ってか、時間に余裕があるはずなのにみなバタバタと駆け上がっている。
駅には着いていたけど地上に出るのに時間がかかって間に合いませんでした、は話としては面白いけどやっぱりゴールが見たい。