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フェティッシュの火曜日
 
フェス!ジャンボうさぎのフェス!

コンテスト後、うさぎ傍らに談笑するお父さんたち。中仙町の人たちのそばにはうさぎがいるのだなあ、と妙に実感した

うさぎ形風船は耳からしぼんでいった


イベントの裏では

終盤になるとホールでコンテストの表彰式が行なわれていた。町長さんが挨拶をして、入賞者を表彰していた。


一方そのころ、ホールでは表彰式が行なわれていた
成績優秀者にはトロフィーが贈られていた

町長さんの話は、今年は豊作でよかったけど猛暑が続いて大変だったね、ということから始まった。「豊作」という言葉がふつうに出てきて、ああ秋田にいるんだな、と思ったけれど、その後につづく「大変」はなんだ?と思ったら、うさぎの飼育が大変だったね、ということだった。もうこの一文だけで立派に中仙町だ。

話の内容は、ウサギを食べる文化っていうのはなかなか受け入れてもらえないと思いますが、こういうイベントを通じて広めていきたい、ということだった。

そういえばこの頃になると私たちの目もジャンボうさぎにも慣れてきていてもうジャンボかどうかもわからなくなっていた。

食べることについては慣れたかどうか自信がないが(なんせ二片食べただけなので)、中仙町の人たちとうさぎとの距離は、私たちとうさぎのそれと全然ちがうところにあるのだということは少なからず実感できたので、こういうイベントをやる意味というのはやっぱりあるのだろう。

食ったり食わなかったりしよう

しかしやっぱりいいお父さんたちが神妙な面持ちでありがたくトロフィーを受け取っている理由が「ちっちゃくてかわいい」うさぎを「もりもり大きくしたから」なのだという事態は今思うとなんだか可笑しい。こう書いてへらへら笑ってると、中仙町の人はおのれ大北不謹慎な、と思うかもしれないが、食べる方が不謹慎よね、と思う変な団体の人もいるかもしれなくて、どうしたもんかなと思うけれどそういうのは全部「笑って許して」という答えを出した歌手に集約されるのではないだろうか。そういえばその人は「アッコにおまかせ」という答えも出している。


デカラビくんたちも庁舎に帰っていく

もうついてきちゃだめだよと言ったのだろうか


ああ、フェスが終わる

会場で売られていた「ジャンボうさぎのマーチ」というお菓子

フェスティバルのお土産に買った『ジャンボうさぎのマーチ』は『ロッテ・コアラのマーチ』味かと思ったら仙台銘菓『萩の月』に近いカスタードケーキだった。「の」しか合ってないが、合わせる必要もないしこれはこれでうまい。

しかし楽しんだ。また楽しみすぎた。当初の目当てだったジャンボうさぎそっちのけでイベントに参加した。こうして写真を並べてみると周りが子供ばっかり!という気もする。本気を出して惨敗しつづけたのは不恰好だった。

石川くんは帰りの車中でぐっすりと

いや、そういえば石川くんのフライングディスクビンゴの結果を書くのを忘れていた。

賞品のハンドソープ(キレイキレイ)


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