さすがに腹がいっぱいだ。そしてホッカホカだ。ビールがいつも以上においしく感じられる。
食べている途中、いかにも近所に住んでます、といった風情の若い男性が一人フラリと入ってきて、いつも頼んでるんです、といった調子で「とうがらしラーメンひとつ」と注文し、店の漫画を読み耽っていた。
観光客相手の珍奇な食べ物ではなく、本当に地元の人に愛されている料理なんだなぁ…と思うと、なんだか妙に嬉しくなった。
一人で続行
店を出て、そのまま東京へ帰ってきた。帰りの新幹線で食べようと思っていたのだが、2人とも眠りこけてしまい食べられなかったパンがいま、部屋にある。
よし。私の中でフォーラムはまだ続いている。一人になっても食べてやろうじゃないか。 |