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週刊すみましーん Vol.1

何事もなかったかのように始まります

林:住さんは中国に行ってたんですよね
住:ええ、火、水、木と2泊3日で行ってきました。
林:そんな大阪出張ぐらいの感覚で行けてしまうんですね
住:いや、凄くしんどかったです。せめて3泊しないときついです。
林:プープーテレビを見る限り、けっこうな奥地じゃないですか?

プープーテレビ10/17 「湖上に浮かぶ無人ボート」より

住:あれ、北京の中心街からそんなに離れてないんですよ。車で20分くらいです。
林:多摩ぐらいの場所ですか
住:いや、そんなに離れてないと思います。井の頭公園くらいでしょうか。
林:中国の井の頭公園はすごいな
住:もう、どこ行ってもとにかく広いんです。
林:駅とかも広い?
住:あ、駅には行ってないんです。全部車移動で。
林:ブルジョワジー
林:ブルジョワ寺
林:いや、だじゃれはよくて僕のネタのヒントを
林:なんて書いてますが、実はもう記事書いちゃいました

住:え? まじですか?
林:だっていま金曜日の23時ですよ。公開まで12時間しかない
住:あ、本当だ。そうですよね。今から決めてじゃ、さすがに難しい。
林:ハヤシのロゴを作っていたので、その路線でこんな場所に行ってまいりました。
住:ど、どんなネタを…
林:ではどうぞ(テレビの「VTRどうぞ」みたいに)


 
  林きたに林がきた

僕を呼んでいる

家でぼんやりしているときはたいてい地図を眺めている。航空写真をずーっとスクロールさせていると空を飛んでいるように見える、ことはない。

そして埼玉県所沢市に気になる地名を見つけたのだ。


我が目を疑うような地名が所沢に

「林きた」だ。林が来た。

たぶんここが林という地名で、その北という意味だとは思うのだけど、なぜひらがななんだろう。やっぱり「来た」なのか。もしかして「着た」か?なにを? 服か。 じゃあおれ裸で行くのか。ここに? それはきついな。

これは行かなければならない。「着た」にしろ「来た」にしろ、まだ行ったことがない場所が過去形で呼ばれているなんておかしい。あらかじめ決められているみたいじゃないか。

「林きた」の最寄り駅は西武池袋線の狭山ヶ丘駅だ。


そして僕は西武池袋線に飛び乗った

なぜ焼きそばの写真なのか。西武線の写真を撮っておくべきだったのだが、撮ってなかったのだ。これは西武線に乗る前に池袋駅のスナックコーナーで食べた焼きそばだ。時間がなかったために5分で食べて西武線に飛び乗ったので「飛び乗った」とあながち遠いわけではないことでご了解願いたい。

池袋から約30分、ここが林だ

そしてここが「林きた」の交差点である。


まんなかにyoutubeの再生ボタンみたいなのがあるけど静止画です(再生ボタンはゴミ処理場への案内図)
どっちを見ても僕のことを言っている
行動があらかじめ書いてある

見回してみるとすべての信号に「林きた」「林きた」と書いてある。思った以上に面白い。行かなければと思う反面、まあ「はやしーん」のネタにはちょうどいいかなというやらしい気持ちもあったのだが、予想以上の興奮だ。

信号が「林きた」「林きた…」「ほんとにきた」「林だ」とつぶやいているように見えるのだ。

いや、いまのなし。明らかにまずい人の文章だった。カイジやアカギでいう「ざわざわ」のようだ、といえばOKでしょうか。

「林がきた…」
「きた…」
「ほんとにきたよ…」
林きた に きた林

全国54万人の林さんはここに来ると楽しいです

林きたにきてよかった。このページによると林の姓は全国で約54万人いるということなので、全国の林さんはここに来るとちょっとしたカタルシスが得られるだろう。不思議な感覚である。

逆を言えば、林さんにしかこのページは意味をなさないんじゃないかという気もする。


見上げると信号が僕のことを話してる(交通安全の標語風に)

 

 
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