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ひらめきの月曜日
 
三崎まぐろラーメン5連発
 


 ここ数年だろうか、日本各地で土地ならではの食材を生かした町おこしというのをよく耳にするようになった。

 今回たまたま知ったのは、神奈川県の三浦半島の南端、三崎で「まぐろラーメン」なるものを押してきているという情報だ。まぐろラーメン…。どんなもんだろう、それは。

 確かに三崎港はマグロの水揚げで有名だと思う。ただ、自分の中では組み合わされることのなかった食べ方だ。

 「まぐろラーメン」という響きのインパクトがある割には、まだあまり知られていないような気がする。実体を確かめるため、行ってきました。

小野法師丸



●テンション高いよ三崎港

  そういうわけでやってきた、三浦半島の南端・三崎港。写真では静かな漁港のように見えるが、観光客も多く、とても活気のある町だった。


さすがに港にマグロはいない

 マグロの町ということで、マグロ料理を出す店も多い。歩いているだけでぐいぐい押されて、マグロマグロとどんどんテンションがあがる。マグロ食べないとまずいぜ、というような気持ちにもなってくる。


入ってみたくなる風格
別の店では超ハイテンションでマグロ押し

 旅で高まっている気持ちに応えるかのようなマグロラッシュ。そのスピード感は観光客向けの店内でも同様で、一年中マグロ祭りであるかのようだ。


わっせ、わっせ!
らっせらー、らっせらー!(かけ声は適当)

◆三浦半島ミニディスカバリー(1)
〜マグロの売り方がすごい〜

マグロがあんまり見たことない売られ方をしている。写真は尾の部分を輪切りにしたもの。

マグロのたまごというのも個人的にはここで初めて見た。

目玉とその周りにちょっとだけついた肉もパーツ的に売っている。煮たらうまそう。

かますの開きにも「朝取り」って書いてある。

保冷バッグは「ミラクルバッグ」として販売。そうだよな、ある意味ミラクルだよな、と思わせるテンションがある。

●いよいよマグロラーメン登場

とりあえずノーマルマグロはスルーして、目的としていた中華料理屋さんにやってきた。港近くにある「港楽亭」だ。昼時ということもあってか、店内はお客さんでにぎわっている。


構えでも「まぐろ三崎ラーメン」とアピール

 早速入って、まぐろラーメンを注文。この店では2種類のまぐろラーメンを出していたので、両方とも頼んでみた。ラーメンが出てくるまで待っていると、「まぐろラーメンのルール」なるものが書かれている紙があった。


フォーマットがあるらしい

 なるほど、こうした基本的な部分をおさえてまぐろラーメンは作られているらしい。ダシにマグロ、具にもマグロ。

 そして「各店舗個性を持つ」というルールにも注目。同じまぐろラーメンを名乗っていても、店ごとに異なる個性のものを出しているようなのだ。

 そうこうしているうちに、ラーメンが来た。おお、うまそうなにおいだ。


迫力あります

 「三崎ラーメン2号」と名付けられたこのラーメン。まぐろラーメンはそれぞれの店で改良を重ねているようで、バージョンアップする度に名前に反映させていくようになっているらしい。それゆえ「2号」とついているようだ。

 ラーメンの上に乗っているハンバーグのようなものは、地元で「さんが」と呼ばれる料理。魚肉をミンチにして薬味と混ぜ、焼いたものだ。さんがにするのはマグロと限っているわけではないようだが、このさんがはもちろんマグロ製だ。

 さて、もう一つのラーメンも来たので合わせて紹介しよう。


ガラス製の器も涼しげ

 こちらは「冷たいまぐろラーメン」。8月31日まで、1日15食限定とのこと。その名の通り、冷たいスープのラーメンだ。上に乗っているマグロの身もボリュームがあってうまそうだ。


勝手に海のロマンにまで話を広げたい
冷たい方についてきた追加アイテム

 ……両方とも素直においしい。

 ともすれば生臭いかと、やや不安に思っていた部分もあったのだが、マグロの味はあくまで味わいとして感じられ、嫌味なようには感じなかった。

 いっぺんに2つ頼んだこともあって、温かいのと冷たいのとのコントラストもおもしろかった。温かい方が梅宮辰夫なら、冷たい方は松方弘樹といったところだろうか。この味わいは、解釈の多様性をもって伝えたいところだ。

 冷たい方には、ゆずこしょうとマグロの節粉も添えられていた。特に節粉はマグロの味が凝縮されていて、投入するとかなりマグロ感アップがした。

 両方ともおいしくいただきました。ごちそうさまでした。


◆三浦半島ミニディスカバリー(2)
〜燃えるゴミの順番に注目〜

漁港近くで見かけた、ゴミの収集についての掲示。一見特に変わったところはないのだが…。

燃えるゴミの例、「生ごみ」の次が「貝がら」。


 

 
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