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はっけんの水曜日
 
眼を光らせたらどうなるものか?
今回の主役、LED。当サイトの記事ではよくLEDが使われる。肉、脂、ステテコ、LED。どんなサイトだ。


 10年くらい前に「光る眼」という映画があった。監督はゴーストハンターズ(バスターズではない)、ゼイリブ、遊星からの物体Xなどでお馴染みのジョン・カーペンターさん。この人が監督って事なら、まぁ大体オチは判るという感じもする。要は、なぜか子供達の目が光って怖いという映画だ。

 当時実際に見たのだが、確かに怖かった。「目が光る」という、ただそれだけの事実が怖かった。だって、普通の人の目は光らない。そこで、あらゆる目を光らせてみることにした。

ついでに自分の目も光らせてみた。

(text by 松本 圭司

■まずは写真をダダダとどうぞ

 光る眼の効果を判りやすく写真でご覧下さい。こういうのはダラダラ能書きを書くより、見てもらっちゃった方が早い。

 

■光る眼のヨーダ(ダークサイド)


光る目のヨーダ。明らかに暗黒面に落ちている。ダークフォースが見えるようだ。

こんなヨーダはイヤだ。こんな目で「フォースと共にあらん事を」なんて言われても説得力がない。

 

■光る眼のヒデヨシ


光る目のヒデヨシ。アタゴオルという漫画の主人公。禍々しいな。

このヒデヨシはかなり悪そうだ。お酒盗んだり、マグロを盗んだり・・・・普通のあんまり変わらないな(ヒデヨシはそういうキャラクターなのです)。

 

■光る眼の猫ポット


光る目の猫ポット。猫の目は光るのでそんなに違和感ないか。

猫の眼は光る!そうだ、猫の眼は光るのだ。だから、猫の形をしたポットの目が光っても、さほど違和感は無い。ではアザラシはどうだ。

 

■光る眼パラちゃん


東芝、光る目のパラちゃん。ダイナブックのマスコットキャラクターだ。格好良い。

 おお、なんだか力強い。ヨーダやヒデヨシの様に大きめの人形の目を光らせると、なんだか怖くなる。が、パラちゃんみたいに体が小さい人形の目を光らせるあんまり怖くな、むしろキュートだ。

ちなみに。目を光らせるあたって、下のような装置を作った。


LED2個を電池4本で光らせる。スイッチも付いてるよ。

セロテープで人形の目に付けると良い感じに光る仕組みだ。もうちょっと光らせて楽しんでみよう。

 

■光る眼のグルミット


「ウォレスとグルミット」のグルミット。青色発光ダイオードで格好良く!

 ウォレスは発明家。自動目覚まし朝食食べさせ機とかを作っている。その延長でグルミットも機械化されてしまった。グルミットは忠犬であるので、黙って改造され、光る眼のグルミットとなった。ちょっと宇宙っぽい。

 

■光る眼のこまちゃん


「こまねこ」ののコマちゃんも眼もピカーン!猫なので眼が光るのは普通ですが。

 こまちゃんも改造こまちゃんに。確かおじいちゃんが電気屋さんなので、その関係で改造されたわけだ。顔から伸びるケーブルは、LEDのコードではなく、サイボーグ化された影響だと考えると納得がいく(いかねーか)。

 

■光る眼のキウイバード


キウイは温厚な鳥なので、普通はこんな事にならない。

 長く伸びるクチバシを、両目からほとばしる赤い光が照らす。やんべー、こんえー(どこかの方言)。眼が光る前は可愛かったキウイバードの人形がこんなことになるなんて。悪夢ですかね、これ。

 

■光る眼のこけし


コメントしずらい怖さ。

可愛いこけしもこんな事に。こけしの由来に思いを馳せるともっと怖いのでやめとく。

 小さいもの、可愛いものの眼を光らせると、大変に怖くなることがわかった。なるほど、だから「光る眼」では子供の目が光ったのだ。次のページでは、自称可愛い大人である僕の目を光らせる。

果たして怖くなるのか?!


 

 
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