4畳のスポーツ新聞
という訳で、これが畳4枚分※のスポーツ新聞である。
※江戸間サイズ。縦は58センチ短い。
コピー用紙を60枚も使っているのでずっしりと重いのが難点であるが、当初の目論み通り文字はとても読みやすい。これくらい大きい文字なら老眼になっても大丈夫だ。
街に出よう。
大きい新聞を持って街に出る
小脇に抱えて歩いている分には、街行く人たちもこれが新聞とは思わないようだった。しかし、立ち止まって新聞を広げるとみんなギョッとするのだ。
多くの若者が行き交うセンター街で畳大の新聞を広げてみた。 「大きい!」「新聞?」など、色々な声が聞こえてくる。
上の写真、左の男性などは新聞の大きさに驚いて何かを落としてしまっている。
渋谷駅に向かう。
待ち合わせのメッカ、モヤイ像横で新聞を広げてにた。 左隣りの売店で買った、という設定だ。あゆの下着姿を見ているので、新聞の開き具合は控え目である。
電車に乗ろう。
この時点で僕はある事に気付いてしまった。 大き過ぎて全体像がつかみづらく、逆に読みづらいのだ。
ちょっと大きくし過ぎたのかもしれない。
試しに普通の新聞を読んでみることにした。
大きい新聞に慣れてしまったせいで、普通の新聞が冗談みたいに小さく感じる。
普通の新聞を読んでいる自分がチマチマした人間に思えてきた。 やっぱり大きい新聞を読もう。
電車の中で大きい新聞を読むと、少しの揺れでも体勢が大きく崩れてしまう。新聞が重いので持っていかれそうになるのだ。また、近くで大きい文字を読もうとするので酔いそうになる。
じっくりと座って読める場所を探そう。 スポーツ新聞を読む場所といったら、やっぱりあそこだろう。