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ひらめきの月曜日
 
飲み物が薄まらない氷を作ろう
飲み干してあまった氷。底のほうに薄いお茶が残ってしまうよね

暑いですね。暑い季節は氷を入れてキンキンに冷やした飲み物に限ります。

ですが、この氷を入れすぎると、飲み物を飲み干したあとも氷が大量に残り(写真右)、なんだか損した気分になりませんか。あと、こういう状態になったとき、氷が溶けて飲み物がすごく薄くなってしまい、おいしくないときがあります。

今回はそんな、飲み物を冷やしたいけど氷を入れすぎると薄まってしまう、氷がもったいないというジレンマに向き合ってみました。

(text by 梅田カズヒコ

 


まずは僕言わんとしていることを解説いたします

まずは左の証拠写真1をみていただきたい。

これは市販の紅茶をグラスに移し、大量に氷を投入したものである。あなたが健康で、暑い夏をお過ごしなら迷わず飲んでみたい一杯だろう。したたる水滴がたまらない。

僕の知人が言っていた言葉だが、「氷を入れた飲み物がおいしく感じるのは、それが物理的に冷たくなるのとともに、グラスの中で溶ける氷を見つめ、手でカランカランと氷がぶつかり合う音が確認できるのが気持ちいいからだ」と言っていたことがある。

いい洞察力だと思った。当たり前すぎて忘れているが、氷の入った飲み物って素晴らしい。

証拠写真1  
さて、では次の証拠写真2を見ていただきたい。

このグラスは、証拠写真1の状態の紅茶を9割ほど飲み、溶け残った氷とともに数十分間置いたものである。さあ、あなたはこのときグラスに残った飲み物をおいしいと感じながら飲むだろうか。

やはり、証拠写真1のときより見劣りがする。無論、飲み物の温度は1と同じように冷たいだろう。氷がとけ残っているのだからまだまだ冷たいに違いない。ただ、決定的に違うのは、飲み物が薄まっているというところにある。


ここに僕が悩む理由があるのだ。で、これを解決する方法を考えてみた。
証拠写真2  
飲み物の内容物で氷を作ればいいのだ
紅茶氷

 

市販の紅茶を凍らせて氷にしてみた。ただそれだけである。ここに、紅茶を投入してみる。

 

とくとくとく・・・
できたー!!
うまいうまい!!

 

普通にうまい。いつもと変わらない紅茶の味である。

飲み干したあとを見てみよう

 

残った氷ももちろん紅茶。だって紅茶を凍らせたものだから。
この氷、さくさくしているし味がついてるし、すごくうまい

 

正直なところ、ほとんど感動しなかったら企画的にすごくしょぼいなーと思っていたが、思った以上に感動している自分がいる。飲み物を凍らすというアイディアは単純だが、よい。

中学生のころ、暑い夏にお茶を凍らせてくる生徒がいた。あれも冷たいが、あれではさすがに氷の量が多くて大変だ。溶けるまで飲めない、というデメリットもある。そうじゃなくて、一部を凍らせて残りは液体のまま飲むというのが素晴らしいのだ。

同じものを凍らせているのだから、溶けることによって薄まることもない。味は常に一定である。

これはいいことを思いついた。ちょっとほかの飲み物でも試してみることにしよう。むふふ、いい発明をしたわい。本当は家でひとりでこの発見をひとりじめして楽しんでいたいが、ライターという職業がらみんなに公開しなくてはいけない。しゃあない、僕の一人遊びに付き合ってほしい。

 

ぞくぞくといろんなものが凍らせる冷蔵庫(独身・一人暮らしでよかった)

 

 

 
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