写真を見て、ちゃんと商品が撮れていないではないかと思った方もいらっしゃると思うが、そうではない。写真に写っている金色のものがカプセルの中に入っていた全てなのだ。
登場したのは虚飾を廃したキーホルダー。不必要な要素を削ぎ落とした徹底ぶりがかっこいい。機能さえあれば夢やお楽しみはいらないのだ。
こうした経験を経て、子供は「世の中は思い通りにならない」ということを理解していくのだと思う。
まさしく「ザ・キーホルダー」。今回のように「残念な気持ちになろう」という意図的ないやらしい構えがあってなお、揺るぐことのない残念な感じ。
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