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フェティッシュの火曜日
 
世界で二番目に臭い料理、ホンオフェを作りたい

ホンオフェを捌く

ホンオフェは皮をむいて小さく切って、豚肉などと一緒に食べるのが正しいらしい。アカエイを捌くのはこれが初めてではないのだが、ヒレを切り落としてその皮をむくと、新鮮なエイとはまったく違う質感で戸惑う。


事の発端となった友人。余ったら持って帰ってね。

新鮮なエイは繊維質がしっかりとしていて、硬く張りのあるきれいな白身なのだが、一週間熟成されたエイはフニャフニャと腰がなく、塩辛のような謎の質感である。その身の色も赤ワインや生ハムのような深みを感じさせる濃い色だ。まさに熟エイ。


こんな色になるとは。右上は新鮮なエイ。

ホンオフェを捌いていると、その強烈な匂いのためか、バーベキューには見向きもしなかったハエ達が、ブンブンと飛んできて感じが悪い。


ハエにとってはグっとくる匂いらしい。

子供の素直なリアクション。

皮をむいたヒレを細切りにしたら完成だ。

魚介類なのに見た目は筋肉質な地鶏の手羽先のよう。チキンボーンにしてお弁当に入れたらおいしいだろうか。カエルの脚のようでもある。


魚介類っぽくない色艶。

どうみても生で食べるような肉には見えないが、大丈夫かこれ。


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