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チャレンジの日曜日
 
岐阜のOSAKAを訪ねて

焼石に水

 下調べをしたわけではないが、下呂で途中下車したときに隣の「焼石」という駅が気になった。「サザエでございまーす!」といえば「お魚咥えたドラ猫♪」と続くあうんの呼吸があるように、焼石とくれば水である。

 焼石の水はどのような水があるか。


焼石駅。ローマ字表記ではYakeishiである。かっこいい。

無人駅だ。とくにこれといって、駅前的な風情はない。

 「焼石の水はどんな水か」というテーマをなんとなく掲げて、焼石駅で下車したら、普通は水なんぞ発見できないはずなのだが、発見してしまう。偶然というものは恐ろしいもので、焼石駅の目の前にある住宅が清水さん宅だった。

焼石の水 その1

 「焼石駅の駅前は清水さん宅」

 覚えておいて損はない。さらに、その清水さん宅の先は、なんと、


清水家の裏は川だった。

 線路に並行して川が流れている。山の間をぬって走るのだから考えてみれば当然である。しかも日本の川だから流れが早い。

焼石の水 その2

 「焼石の水源は川」

 覚えておいて損はない。とりあえずメークミラクル。それとダメ押し。焼石駅前を再度見てみよう。


自販機がある。

 自販機ではどのようなミネラルウォーターが売っているのだろうか。というか、売ってるよね、ミネラルウォーター。


期待通り売っていた。ダイドーのMiUだ。

 焼石の自販機でミネラルウォーターが売っていた。ダイドーのMiUだった。したがって

焼石の水 その3

 「焼石の飲料水はダイドー製」

 覚えておいて損はない。

 

 以上のことから以下のことがいえる。(というより、いくら駅前を散歩してもそれ以上の「水」の発見がなかった)

焼石駅の駅前は清水さん宅
焼石の水源は川
・焼石の飲料水はダイドー製

「焼け石に水じゃないよ、焼石駅の駅前は清水さん宅だよ」なんて書いていたら、故いかりや長介さんと仲本工事さんの傑作コント「バカ兄弟」を思い出してしまった。最初の目的と違うまとめのような気がするが、たまにはアリということで。


「やるだけ無駄な公民館」に見えてしまってしょうがない

 

2人組の旅ライターのライスマウンテンの2号のほうです。日本ネタの記事で恐縮ですが、僕らの本が6月4日に発売されることになりました。タイトルは「中国の変」です。
2号が中国で写真とって、原稿を書いていたので、いまだに見本誌が届かないので、中身を知りません(笑)!ですが、本屋で見つけたら手にとって見てください。きっと癒し系です。よろしくお願いします。


 
 
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