山に囲まれたOSAKA
下呂から数駅。下呂があれば上呂もあって、その上呂駅を過ぎて、OSAKAに着いた。
ここは岐阜県下呂市小坂町。ここもまた調べてみたら温泉町のようで、ちょっとOSAKAの温泉につかろうと考えていた。ところが、この飛騨小坂駅についたのは昼過ぎ。駅員さんがいうには「もうバスは行っちゃったよ。温泉まで何十キロもあるし、タクシーだと高いから、温泉行くなら下呂まで行くほうが安いよ」
ううむ、OSAKAの湯は言わば秘湯か。それにしてもタクシーまで乗って秘湯は困る。
次の電車までしばらくないし、OSAKAの街歩きをしてみることにした。OSAKAらしいものを探そうじゃないか。
OSAKA(小坂)は、秘湯も渓流釣りも日本一の瀧も名物だが、個人的には、電柱につけられた、かるたのような絵が名物に感じた。
それは今まで見たどのかるたの絵よりも難解で、難解というか地元の人しかわからないようなものなのだ。
まずはご覧あれ。
ほかにも、電柱につけられた絵にはなかなか面白い絵がいくつかあって、面白い。町の市街地の電柱につけられた絵ばかりを探して、いつしかぼくはスタンプラリーをしているかのような気分になった。
楽しいじゃないか。やるぜ、岐阜のOSAKA。
商店街の店々はみな閉まっていたのだが、その一方で、面白く感じるものもあり、おいしい空気の下、時間つぶしをすることができた。
かくして、岐阜のOSAKA探索は終了だが、もう一箇所、気になるところがある。飛騨小坂と同じ高山線に、「焼石」という駅があるのだ。焼石とくれば「水」だ。焼石に水はあるのか、水があればそれはどんな水か。これを確認しに焼石に行った。
その結果は次のページで!