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ひらめきの月曜日
 
食べられる食品サンプル

泥棒がやってきた

しつこいようだけれど一応書いておくと、今回泥棒になってくれた彼らは泥棒を働くような悪い人ではない。むしろいつもデイリーポータルZを面白くしようと取り組む真面目な面々だ。


そんな真面目な面々なのだが、泥棒 事務所の近所に新しくできたコーヒー屋へ行く、泥棒

泥棒の状態でコーヒー屋へ行ってみた。もう私がいちいち書かなくてもいいことなのだが、どう見てもこれは泥棒がコーヒー屋にむらがっている状態だ。

中に入るのかと思いきや泥棒たちはメニューを眺めるだけで一向に入ろうとしない。どうしたんですか?

「だってまずいですよ。泥棒が店に入ったら」

ウェブマスター林さんの冷静な判断で泥棒たちは店に入ることはなかった。どうやら、泥棒になると本当は泥棒でないにもかかわらず気分からして自分が泥棒というつもりになるようだ。


仕方がないので公園で一服する泥棒たち

公園で遊んでみる泥棒

見る者 誰もが泥棒だ、と思う

泥棒たちが街をいくと、そよそよと「泥棒だ」という声が同行する私に届いた。やっぱりみんな泥棒だと思うようだ。

泥棒の格好をしている方も、見ている方も、誰もが泥棒だと思っている状態。こうなったら、なにか物を盗んでいる本物の泥棒以上に泥棒である。


財布にお金がない泥棒 おかねをおろす泥棒

撮影を終え、帰社する泥棒 エレベーターに乗って、泥棒

IDカードで普通に入れる泥棒 軽い打ち合わせ、泥棒

まとまらなかったので会議室に移動、泥棒

なんで古賀が自分でやらないのか

そういったわけで、安藤さんに負けず劣らず林さん、石川さん、工藤さんも立派な泥棒になれたことが分かった。

ここまで書いていて、あれ? と気づいたのだ。何で私は泥棒になってないんだろう。これを書いているのはライター古賀である。書き手自身がなぜ泥棒にならないのか。

それは、やっぱりあの、ほっかむりをしてヒゲがあって、唐草模様の風呂敷をかついでいるあの泥棒といえば男性じゃないといけないんじゃないかという思いが強くあったからだ。女性の私では泥棒にはなれないと決め込んでいた。

さて、本当に男の人でなければ泥棒にはなりえないのか。最後に泥棒になる条件を探ってみたいと思う。


私も泥棒になりたい

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