まさに、飴だらけ
アメッコ市の会場内は、遠い記憶のまんまであった。道の両側に飴を売る露店がズラリと並んでおり、どっちを向いても飴、飴、飴だ。
なるほど、幼かった私の頭にこの光景が強烈に焼き付いたとしても不思議ではない。それほどまでに飴の洪水状態なのである。
では、その様子を一気にご覧ください。
駆け足で見ていただいたが、これはあくまでほんの一部であり、店はこの何倍もある。まさにアメ天国。まだ舐めてないというのに、気のせいか口の中がすでに甘い。
最近は人口の減少に伴い、アメを売る露店の数が昔に比べるとずいぶん減ったという話を聞いたが、それでもこの充実っぷりだ。
アメ以外も充実
いくらアメッコ市とはいえ、普通のお祭りのようにフランクフルトやたこ焼きを売る露店も当然ある。
考えてみれば、ここ秋田は日本酒消費量日本一の土地だ。このような人の集まる場所で、酒のつまみが売られてないわけがない。
…しまった。あくまでアメッコの取材なのに、気が付けばつまみにばかり目が行ってしまう。
というのも、もう昼時なのである。歩き回ったせいでだいぶ腹が減ってきた。こんな時は飴よりもごはんだ。