それにしても、この取水施設のなんと美しいことか。
石積みの堤防を基調とし、石とレンガの水門、
コンクリートの構造物がアクセントとして添えられる。
このバランス具合がとても良い。
そして、積まれた石が作り出す模様には、何とも言えない色っぽさがある。
あぁ、たまらん。
隧道、開渠、水路橋。ひたすら続く水の道
さて、水路はしばらく隧道(すいどう)に入る。
隧道とはトンネルのこと。
トンネルとは言っても、ここでは地下水路のようなものであるが。
再び水路が地上に現れるのは、沈砂池から東へ1kmほど行ったところ。
桂川沿いにある団地のすぐ側にひょっこり顔を出す。
それが、第一号開渠(かいきょ)。 |