そして船は東京湾へ
こうして、恐怖と策略が交錯する50時間余が終わった。
結局、私は往路も復路も船酔いで終わる形になってしまったが、
それはバカみたいに動き続けていた、というのが大きいのだろう。
何かしようとあちらこちらをうろうろした結果、酔ったというどうしょもないパターンだ。
私がこの航海で学んだことは、空き缶でも磨けば光るということと、
長時間船に乗る場合はあまり動かず横にでもなっていた方が良いということ。
まぁ、船に乗ったら酒でもかっくらってさっさと寝るのが一番だと思う。
二番は空き缶磨き。
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