ああ、ここにある電車の名前とか特徴とかがわかればもっと楽しめるのに。無知な自分がもの凄い悔しい。
「この電車はナントカ線でいつからいつまで走っていたナントカだよね。」とかいってみたい。
もちろん銭湯も素晴らしいよ
今回は一応取材ということで入店してすぐロビーの鉄道を堪能してしまったが、本来は湯上がりに楽しむものらしい。鉄道好きの子供がお湯に入る前にジオラマの前で固まってしまうと、「お湯から上がったら動かしてあげるよ!」と店主が声を掛ける。うまい。
せっかくなので私もひとっ風呂浴びさせてもらったのだが、ここのお湯はカルシウムやマグネシウムなどの硬度を除去処理した軟水で、中学校の頃に理科の実験でうっかり触ってしまった水酸化ナトリウム水溶液のようなヌメッとした肌触り(いい意味で)。ちょっとビックリする。
この水質が肌や髪にマイルドで、このお湯でシャンプーを流せばリンスがいらないといわれるくらいにお湯が柔らかい。東京の銭湯にありがちなカルキ臭さも皆無。
そしてお湯の質もいいけれど、我が人生の中で一番破壊力があるジェットバスや、チェ・ホンマンにお湯をかけてもらっているような高さの打たせ湯なども完備。鉄道に興味が無くても十分に気持ちいい銭湯である。 |