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昼、ネオンがないと鉄色で意外と地味だったりする。 |
都会だろうと地方だろうと独特の建築様式を持つ店舗というと、「パチンコ」「ラブホテル」がある。どちらも日本独自にスタートした商売であり、特に地方だとお店のデザインや装飾のインパクト勝負だったりするのも共通する。
もうひとつ日本発祥の文化で、日本中どこでもある店といえば「カラオケ」。他2つ同様、地方のロードサイドに多いという意味でも共通点がある。前二者ほどではないけれど、考えてみるとカラオケというのも独自の店舗様式や装飾を持っている。中でも、今回注目したいのは「店の中」。殺風景になりがちな廊下に妙なアートが飾られたり、装飾が加えられているものが結構多い。
ということで寒さ厳しい晩秋の暮れ、国立新美術館やサントリー美術館など新しいミュージアムが続々オープンする六本木に背を向けて、新宿歌舞伎町や中央線沿線のカラオケボックスでアート鑑賞してまいりました。
(大坪ケムタ) |