○2本目『ロボコップ・特別編(2回目)』
エンドロールが流れるやいなやDVDメニューボタンを押して最初に戻る。隣にいた友人が「マジ?」と言う。マジだ。
オープニングの「ROBOCOP」というタイトルがバーン!と大きく出たときには「見たわ!」という思いを拭いきれなかった。トイレに行く間もDVDは流しっ放しでよいという自分ルールが追加された。
劇中「ムショから出てきたら何があったと思う?」の台詞に「新車のSU6000!」と答えてしまう。が、正解は「SUX6000」であり、友人が「…また最初からやな。」とポツリ。目の前が真っ暗になった。
ロボコップを「ただのコスプレした変なおっさん」として見ると楽しめることに気づく。しかし斜に構えた視点は疲れて長く続かず。全体的に盛り上がりがなく凡庸である。友人は風呂に入っていた。 |