ドリアンの内部はいくつもの部屋に分かれていて、各部屋に薄黄色い果肉が入っている。中には大きな種を含んだ実もあった。実はやわらかくチーズのような感触だった。
ご飯に乗せる前に少しだけ食べてみた。複雑な甘みが口の中に広がる。色々な甘い物をつぶして混ぜて腐らせたみたいな味だった。正直たくさんは食べられない。
これをいよいよご飯のおかずにしたい。今回は少し趣向を変えて五穀米を用意したのだが、炊き立てのご飯にドリアンを乗せると見た目上非常にしっくりきていてびっくりした。日本の主食の上に東南アジアの王様が乗っかっているのに、なぜこんなに自然なのか。これはもしかするかもしれないぞ。 |